Wineries
ワイナリー紹介
DEVONAとは上品できめ細やかなスタイルであり、古いアボット一家の名前でもあります。この名前を付けることで祖先を思い出し、教訓を考えさせられます。DEVONAはワインメーカー ジョン・アボットと妻のモリーの長年の切望です。我々は20年以上にわたってワインを作ってきましたが、このプロジェクトにより我々のルーツに戻ることが出来、初期に抱いていた興味、感覚、そして考えを遡らせました。ラベルには、我々の愛と自然に対する尊敬の念を反映して、ワシントン州とオレゴン州の大好きな動物をイメージして描きました。
John Abbott
ジョン・アボット
ジョンは獣医になるためにオレゴン州立大学で学ぶ一方、ワインに個人的な関心を持ち、科学と創造性を融合した生産プロセスに魅了されました。彼は好奇心から、食品科学部を通じてさまざまな官能評価に参加するようになり、自分に生まれながらに香りや風味を知覚する適性があることに気付きました。そして次第にワインの醸造を仕事として考えるようになりました。獣医学部で得た豊富な化学知識と、教授の後押しもあったことから、カリフォルニア州立大学フレズノ校の葡萄栽培およびワイン学過程への交換留学を決めました。
1989年にカリフォルニアでワイン造りのキャリアをスタートさせました。有名なパイン・リッジ・ワイナリーやアカシア・ワイナリーで働き、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、シャルドネ、ピノ・ノアールを扱い経験を積みました。その後、新しいプロジェクトがスタートするワシントン州に想いを寄せ、1994年7月、ワラワラに移住してワシントンワイン業界に参入しました。その後のワラワラでのジョンの功績には目を見張るものがあります。彼の知識、味覚、センスなど、着実に評価を上げていきました。
そして2002年春、友人のケン・ハリソンと共にアベハを創設し、高い品質と情熱で瞬く間に有名になりました。しかし彼の心の中には、いつもピノ・ノアールを扱いたいという想いがありました。寛大な友人であるケン・ハリソンはこの想いを後押しし、認めてくれました。2012年から少しずつオレゴンのピノ・ノアールの生産を始め、2015年、ついに妻のモリーと共に自らのワイナリー、DEVONAを立ち上げました。
ワラワラ全体を優れたワインの里に導いた第一人者であるジョンのこれからの活躍に期待します。